坂詰美紗子インタビュー

今回の企画に頼りになる助っ人として参加してくれることとなったシンガー・ソングライターの坂詰美紗子。若干22歳ながらCrystal KayやK、BoAなどに楽曲提供をし、作家活動をしている彼女に、音楽との出会いから、プロの作家になるまで、そして現在の心境に迫った。

坂詰さんと音楽の出会いを教えてください。
幼稚園に入ってすぐからピアノをやってたんですよ。でもその前から父親からいろんな曲を聴かされていたんで、出会いとしてはそっちの方が早いですかね
お父さんはどんな曲を聴いてたんですか?
T-SQUAREってわかりますか? フュージョン系が好きだったみたいです。でも他にブラック・ミュージックも聴いてたし、NHKの「みんなのうた」とかも聴いてましたよ(笑)
ピアノは両親の勧めで?
誕生日かクリスマスの時に小さいキーボードみたいなおもちゃをもらったんですよ。それでよく遊んでたんですけど、その時に“あ、ピアノやりたいな”って思って。だからピアノ教室は自分から頼んで通わせてもらいました
音楽の道へは、やはりピアノがきっかけになるんですか?
そうですね。高校生の時にピアノの発表会があったんですけど、その時、私すーっごい練習して行ったのに本番で一度ミスをしちゃったんですね。それで“あんなに練習したのにミスするなんて、私にはピアノの才能が無いんだ”って思って。それをきっかけにピアノ教室は辞めたんですよ。でもやっぱりそれでも自分から音楽は引き離せなかったみたいで、気付けばピアノで曲を弾いてたり作ってたりしてたんです。私には音楽しかないのかなぁと思たら自然に音楽の仕事に憧れも生まれましたね
ご自分で作曲もなさってたんですね。
してました、幼稚園の頃から
随分小さい頃からですね。作曲も習っていたとか?
教えてもらったことはないです。ただ、楽譜を見てピアノを弾くよりもテレビから聞こえてきた音楽を耳コピしたりする方が楽しかったんで、それで一人で好き勝手に曲を作って弾いてたって感じです
坂詰さんって、どんな時に曲が浮かんだりするんですか?
ピアノの前はあんまり浮かんでこないですね。お風呂に入っている時とか、散歩してる時とか…鼻歌で作ることが多いです。こないだは友達と遊ぶ約束をしてて楽しみで外に出ていったときに良いフレーズが浮かんで、携帯で歌って録りながら歩いてました(笑)
坂詰さんはまずCrystal Kayさんへの楽曲提供(「恋におちたら」)をきっかけに作家デビューをされていますが、その経緯とは?
高校を卒業して音楽の専門学校に通い出したんですよ。そこで歌を学べるコースと作曲を学べるコースがあって、私はそのどちらも入ってました。そこで2年生の夏ごろにプロデューサー(SUPALOVE松原憲氏)が審査するボーカル・オーディションがあったんです。オリジナル曲で参加したんですけど、それをきっかけに“まず作家として”というお話をいただいて、事務所に入って仕事をするようになりました
「まず作家で」というお話に、とまどいはありませんでしたか?
歌は自分の頑張り次第かなと思いましたね。ドリカム(DREAMS COME TRUE)の吉田美和さんのお話を聞いたんですよ。吉田美和さんもデビュー前には仮歌などのお仕事をされてたって聞いて、そうなんだぁ~と思って
Crystal Kayさんへの楽曲提供で初めて採用されたときの心境は?
スーパーでインストで曲がかかってたりしたのを聴いたりして、もう本当に嬉しくて。自分の曲が採用されることがこんなに嬉しいものだとは知りませんでしたね
そして、今度は坂詰さん自身が自分の歌をアーティストとして歌っていくことになりますが、いざデビューが決まっての心境はいかがですか?
今度は自分で歌うので、なんだろう…心配(笑)。“どう聴こえるんだろう?”って不安になることもありますけど、やっぱり嬉しいですね
今後も作家活動は続けて行かれるんでしょうか?
はい。自分で歌えるようになったからと行って作家を辞めるとかは絶対にしたくないです。自分が書いた曲を人に歌ってもらって世に出ていくなんてこと、みんなが出来ることでもないし、せっかく与えてもらった機会だから簡単に投げ捨てることはしたくないですね
と、そんな坂詰さんにミュゥモから、作家としてご協力を願っている今回の企画なんですが、どんなものになりそうでしょうか?
いやぁ~、どうなるかはまだ全然わからないですけど…頑張ります! 頑張ってみます!!

(Text 山田 愛)

レコーディングに欠かせない3つのアイテム

マイクとマイク用アンプ

【写真】マイクとマイク用アンプ

手前は坂詰さんがいつも愛用しているというマイク。奥の白い箱は、なんと、ビートルズの「サージェント・ペッパーズ」を録音したという、40年前のアンプなのだそう。

 

鍵盤

【写真】鍵盤

レコーディング・スタジオに佇んでいた存在感満点の鍵盤。第二次世界大戦後に廃棄された軍装品を利用して作られたローズ・ピアノの流れを汲む、通称”プアーマン・ローズ”と呼ばれるビンテージの楽器!!

 

プロポリスキャンディ

【写真】プロポリスキャンディ

「レコーディングの時に欠かせないものを」とお願いしたところ、坂詰さんがポケットからおもむろに取り出したのが、このプロポリス・キャンディ。

 

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