坂詰美紗子 インタビュー

若干22歳ながらクリスタル・ケイやBoA、Kなどへの楽曲提供活動をしてきたクリエイター・坂詰美紗子がついにアルバム『Soul Dishes』でシンガー・ソングライターとしてデビューする。本作に彼女の豊かな才能はもちろん、女性としての色とりどりの感情がギュっと詰まっている。

インタビューカット1
■以前、「ミュゥモあいのうた2007」のインタビューで始めてお会いしてから半年も経ってないと思うんですけど、もうデビュー・アルバムが出来ちゃったなんてビックリです。
「あの後で急ピッチに事が進みました(笑)。楽曲提供のお仕事でアップ・テンポなものを書かなきゃいけなかったり、自分の曲でもバラード以外の曲も~っていろんな曲を作っていたら結構たくさん曲が出来上がったんですよ。それでプロデューサーの松原さんと話し合いをして、せっかく良い曲がたくさん出来たんだから、ということでアルバムとして出そうと。私自身もシングルよりアルバムの方がいろんな私を知ってもらうことが出来ると思うので嬉しかったですね」
■“クリエイター・坂詰美紗子”として最初にお会いしたこともあってか、この1枚を聴いて思ったのは「さすがだな!」って。本当、バラエティーに富んだ曲が収録されてますね。ハッピーな曲、失恋の曲、さらにすごくポップな合コンの歌まで!
「あはは(笑)。たくさんの女性に共感してもらえるような、身近に感じてもらえるような曲を今回のアルバムでは書きたいなと思ったんですよ。私自身、作曲家である以前に普通の女の子なんで、食べ物の話題とか大好きだし恋愛の話もするわけで。だからそんな普通の私が出せればなって。もちろん、これからもそういった曲をたくさん書いていきたいし」
■その思いって、作ってみて余計にそう思うようになりしました?
「そうですね。「かまって」とか「さよならの両思い切符」とか「可愛くなくても譲れない」っていう曲が出来ていくうちに、女性への応援ソング的な……いや、わかりやすく応援できてはいないかもしれないけど、でも心のどこかで応援してあげられるような曲をたくさん作っていきたいなと思いましたね」
■あぁ、女性賛歌的な雰囲気はどの曲にもあるかもしれないですね~。
「例えば「かまって」っていう曲は、彼女が彼氏にかまってかまってって言ってる曲なんですけど、もし、彼氏にかまってもらいたいんだけどかまってって言えない女の子がいたとしたら、ふたりでいるときにそっとプレイヤーの再生ボタンを押して、私の曲でその気持ちを伝えられないかなぁ~なんて(笑)」
■アハハ! おもしろい!!
「そのくらい、私の曲を身近においておいてもらいたいなって思うんです」
■ちなみに、詞の内容もですけど曲調も3拍子の曲やデュエットの曲(「中吊り広告が破れて気づいたこと」)とか、すごくバリエーション豊富で。
「3拍子の曲は“ホンモノのアイ”ですね。これはちょっとアダルティーな女性を描きたかったので曲調も大人っぽくしてみました。あと、デュエットの曲(「中吊り広告が破れて気づいたこと」)は電車の中での男女の物語を1番は男性目線で、2番は女性目線で書いたものなんですね。それで、松田亮治さんとパートを分けて一緒に歌ってもらいました。松田さんには以前作曲家として楽曲を提供させていただいたこともあって意気投合して、今回のレコーディング話になったんです」
■最後に坂詰さん以外の人が登場する曲が入っていて、まだこんな引き出しがあったんだ!って最後まで新鮮な驚きがある濃いアルバムだなぁって思いました。
「今回の8曲の中から“坂詰、1曲どうしても入れられないんだけど!”とか言われても排除出来る曲がないです。それくらい大好きな曲が生まれたし、詰め込むことが出来たなと思います。だからこのアルバムが出来て次のアルバムを作るときはもっともっと良いものが作れる、作りたいって思いますね」
インタビューカット2
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