Interview
前作とは打って変わって、孤独感や葛藤を切ないミディアム・ロック・ナンバーにのせた「閃光(センコウ)」
幻想的なジャケ写、監督の胸を借りるつもりで挑んだというPVなど、「表現者でありたい」という彼女が隅々までこだわった待望の2ndシングルが解禁!
(interview 釣谷貴子)
- 今回はジャケ写からして1stとはガラっと違うイメージね。
- ちょっと影がある感じでしょ。曲は前作「Flower」のリリース直後から「コレがいい!」って早々に決めてたの。
- コレだ!っていう直感があったんだ?
- この曲がもつ冷静さと激しさ、そういう情熱みたいな温度を感じたのと、その相反する両面を持ち合わせてるところが、ちょうどその時の自分の気持ちと重なったんだと思う。
- 孤独とか葛藤みたいなものが詞からも伝わってくるけど、タイトルがちょっと意外な気も…。
- 夜一人でいる孤独感みたいなものよりも、誰かと一緒にいるんだけどふと感じる寂しさや孤独感みたいなもののほうが切ないってことあるでしょ。今までも孤独や葛藤を歌った曲はあったけど、その先に光を見出していこう、いかねば!っていう、一瞬光る強い光を「閃光」って言葉で例えたの。
- 孤独感が闇ではなく=光に繋がってることか。
- そうですね。タイトルにはポジティブさも欲しかった(笑)。詞の内容的には切ないんだけど、タイトルでは漢字にすることで凛々しさを表現したかったっていうのもある。
- ふとした瞬間に感じる孤独感みたいなものって普段はさっと打ち消すものだったりするけど、こうして詞にすると考えるところもあったのでは?
- そうですね。揺れ動く感情だったり葛藤…とかっていうのは、こうして作品になると、あらためて「そっか、そんなこと思ってたんだ」って客観的に見えてきたり…。普段はすぐフタをしちゃえば見ないふりけど、思いっきり自分と向き合ってしまった感じ…そういう意味ではとてもリアルな内容に仕上がりました!
- そこからどんな自分が見えてきたの?
- 私ってすごく複雑すぎかも?って…。コレ誰にも共感されなかったらどうしようって思ったくらい。そんなとこも考えすぎ?(笑)
- そんな部分も自分らしさとして出していこうって思ったんだ?
- 今までも書いていたつもりだけど、ソロになってより出していきたい、書きたいとも思った。今まで以上に強くね。単純に希望をもつというよりも、すべて受け入れてその上で光をみつけてそこに向かって前進していきたいっていう感じかな。
- たとえば、最近の伴ちゃんでいうと?
- 「人と上手く付き合っていこう」っていう以前に、最近はその前に自分と上手く付き合ってこうとか(笑)。自分の状態がいいとおのずと人ともうまくやっていけるだろうし、まずは自分のコントロールからだなって。それにね、涙もろいのは相変わらずだけど、最近は笑い泣きがホント多いの。この詞を書いたことで何か吹っ切れた部分もあるのかも。
- カップリングの「Mosaic」はどんな曲?
- 陽気なんだけど少し影がある不思議な曲調ですよね。今ってなんでも便利になってる気がして、たとえば実家の親との「元気?」「元気だよ」ってやりとりも、昔なら電話の声の調子でわかるけどメールだとなんとなくわかりづらい。そう考えるとホントの胸の内は見えづらくなってるのかも…っていう見えそうで見えない感じがモザイクっぽいなって思って。
- 今回は2曲ともそういう光と影のような2面性がテーマになってるんだね。それって伴ちゃんも持ち合わせてるもの?
- ですね。コレ書いてるときもホント1週間ぐらいひきこもっちゃって、メールも返信せずにいたら友達から「生きてんの?!今から出てきなさい」って呼び出しくらっちゃいました(笑)。
- 人間関係が希薄になってるのかなっていう歌詞を書き終えた後にそれって、なんかより温かいものを感じるね。
- じゃないと生きていけないよね。目標みたいなものにしても、叶えられたらまた次がでてくる。でもそれを大なり小なりクリアしていくと慣れてしまったり、見失ったり。でもそれを数年前の自分とか、その頃に比べたら今ってなんて恵まれてるんだろうって思う。人間て欲の固まりで贅沢な生き物だけど、いろんな意味で忘れちゃいけない本質がある。
- 最後に今伴ちゃんが描いてる夢を教えて。
- 「表現者としてずっと歌っていくこと」かな。


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