Interview

KREVA「THE SHOW」リリース・インタビュー

前シングル「遠く」がCM曲として流れ、一気に知名度を高めたASIAN2が、インディーズ時代の楽曲を含めた全14曲入りの1stアルバム『five men l’amant』を完成させた。多彩なジャンルを消化したセンスの良さに脱帽の1枚だ。

(text 荒金良介)

作品紹介

『five men l'amant』
AVCD-16113 ¥2,940(税込)
2006/12/6発売
着うた® 他

コメント映像

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今作は幅広いジャンルをきちんと消化した楽曲ばかりで、いい意味でルーツが見えないんですよ。コアなミクスチャー・バンドとも違うし、歌謡曲やディスコ/クラブ・ミュージック的要素も濃厚ですよね。
TATSU:ミクスチャーと言われる人たちはやることが大体決まってるし、それはやりたくないんですよね。ルーツが見えないと言ってくれたのはすごく嬉しくですね。影響されたものを見せたくないんで。一本調子が嫌いなバンドなんですよ。ただ明るい暗いとかじゃなくて、喜怒哀楽を全部出したいんで。
前作シングル「遠く」が3社のタイアップによるCMでお茶の間にも浸透したわけですけど、バンド的にはようやく日の目を浴びたという感じですが、それとも驚いた?
TATSU:両方ありますね。「遠く」という曲で3社が動いてくれたわけでしょ。ということは、この曲が響いたんだよね。俺「遠く」って最初そんなにみんな聴かないと思ってたんですよ。俺たちは、めちゃめちゃいい曲でこれが売れたら最高だなとは思ってたんですけど。別にシングルやタイアップのために書いた曲じゃないし。歌詞や曲の世界観を大事にしようというのがあって苦労はしたし、ちゃんと伝えようと思ったから。俺らの思いが入ってるんじゃないかな。
「遠く」は自然や戦争を題材にしたメッセージ性の強い楽曲ゆえに、どれだけリアリティを感じさせてくれるかが鍵だと思うんですけど、憂いのあるメロディアスな曲調が多くの人に届いたと思うんですよ。そして、今作を作る上では気持ちの変化はありました?
TATSU:特にないですよね。いいものを作ろうというのが最終地点で。インディーの頃の曲も何曲か入れてるので、どういうアルバムになるか予想もついたし。とにかく出し切ろうと思って。
これまでの歩みを凝縮した集大成的なアルバムと言えますよね。
TATSU:そうっすね。こういうアルバムは、ASIAN2としてもう作らないかもしれないし。
えっ、それはどういう意味で?
TATSU:「遠く」や「Marchen」みたいに、1曲しか書けない曲がほかに何曲もあるから。次は次でいいものができるし、俺らは絶対かっこいいものを作る自信があるんで。
TWENTY“20”:「遠く」から知ってもらった人は、すごくロックなアルバムなんでビックリする人もいるかもしれない。まあ、これが本来の俺らの姿なんで楽しんでもらえたらなって。
HIDEO: 3ASIAN2として初めてのフル・アルバムなんで、聴き所は全部といえば全部なんですよ。強いて言うならいろんな感じの曲が入ってるんで、アルバムの流れも聴きやすくなってるし、何回もリピートして聴いて欲しいですね。演奏隊だけのインスト曲もあるんで、違うASIAN2の側面も楽しんで欲しいなって。
SHOJI:曲のキャラクターがどれも濃いんで。聴けば聴くほど味が出るアルバムだと思うんですよ。インスト曲もほかの曲のキャラが濃いからその繋ぎで入れたんですけど、それもかなり変態な感じで濃くなったかなと(笑)。
KENSUKE:ある意味聴きやすいし、聴き込むと濃いですよね。音量を大きめにして聴くと、ギター以外のいろんな音も聴こえてくるんですよ。とにかくいろんな発見ができると思うし、ギター・ソロやベースが暴れてたりしてるところでも平気でミス・トーンも入れてるし、そういう発見もして欲しいなって。
今作はおじいちゃんからクラブに行くお姉ちゃんまで聴ける内容になってますよね。
TATSU:どちらかと言えば、おじいちゃん寄りだけどね(笑)。まあ、20代のバンドサウンドを味わって欲しいですね。
1stアルバム『five men l'amant』着うた(R)、着うたフル(R)配信中!! ムービー・コメントもあり。

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