Interview

THE BACK HORN  「美しい名前」

激情的なロック・サウンドで熱い支持を受けるTHE BACK HORN。ロング・セールスを記録している「声」以降となるシングル「美しい名前」について話を聞いた。

(interview /フジジュン)

作品紹介

「美しい名前」
VICL-36235
¥1.200
2007/3/21発売!!
着うた® 他

コメント映像

満を持しての初登場! THE BACK HORNから超スペシャルなメッセージ!!

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聴き手それぞれのものになっていくような歌詞、曲調になったなと思って

‘06年、アルバム『太陽の中の生活』は明らかにバンドの転機になったと思うんです。でも、しっかりバンドの色があって、確実にその音楽を求めている人もいて。変な話、そのままでもよかったと思うんです。
松田晋二(Dr):そうですね。ただ、その時に感じたこと、好きな音楽をやるのが基本だと思っていて。これまですごくダークなアルバムだったり、メッセージ性のある曲を出して、そこに響いたお客さんだけに音楽を作るということは絶対やりたくないと思って。それ以外の人にも響かせるにはどうしたらいいかを改めて考えたんです。
山田将司(Vo):アルバムを作り上げて、ツアーを終えて、バンドのコンディションもすごくよくて。改めて話し合う中で、ちょっとずつだけど、バンドを作り上げていっている感がありましたね。
そこでシングル「声」の存在もすごく大きかったと思うのですが?
松田:決意表明というか、まだまだ行くぞ! という意思を詰めたシングルはなかったですからね。ライブでどう響くのか? 僕らのいい部分ってどこだろう? と想像した時、それはやっぱりライブでガツンと聴かせる衝動的な部分だと思って。それを「声」には入れたいなと思ったんです。そこで今までの曲よりもっとストレートに響いたのかな? と思いましたけどね。
そして新曲「美しい名前」。「声」とはまたガラリと雰囲気の違う曲になって。僕、この曲を聴いて、どんなにツラくシンドいことがあっても、幾らでも変わることができるし、やり直せるって思えたんです。すごく切ない曲だけど、その中にどこか希望が見えたというか。
菅波栄純(G):シングルを出すって話になった時、僕らのいいところってガツンとストレートに聴かせる部分もあるけど、心に染み入ってくるような部分も持ち味かな? と思っていて。その両方を出したいというコンセプトがあって。
この曲ができたキッカケって?
菅波:俺の知り合いが最近、急に倒れて。原因不明だったんですけど、そのまま意識不明になってしまったんです。そこで意識はないけど、声は聞こえている。そんな時、僕らがしてあげられることって名前を呼んであげることだけらしいんです。そこで手をさすりながら名前を呼んであげているお母さんを見て、言葉にはならなかったけど、その絆の部分にすごく大切なところを見せられた気がして。これは歌にしなきゃいけないなと思って書いた曲だったんです。楽曲もただのバラードにならない独特な雰囲気があって。ちょっと特別な曲ではあるんですよね。
山田:素晴らしいメロディを持ってきてくれたので、歌っていても気持ちいいです。俺のリアリティではないので、菅波と俺とで感じていることもやっぱり違うと思うんですけど……だからこそ、どんな気持ちを伝えたいのかっていうところを胸に持って歌えましたね。
岡峰光舟(B):その辺は音でも意識して表現していますね。弾き語りで曲を持ってきた時点で、曲のイメージはハッキリ見えていたので。一番いい形で聴かせられるようにアレンジも考えて。
菅波:曲ができるキッカケはあったにせよ、そこからもっと膨らんだ音楽というか、聴き手それぞれのものになっていくような歌詞、曲調になったなと思って。聴き手が楽曲から色々感じる中からいろんなものが見えてくるのかな? って。すごくいい曲ができたと思います!
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