シビれる一本

中村ゆり

アーティストの好きな映像作品って? 「シビれる一本」は、映画、アニメ、その他、お気に入りの映像作品をアーティストに熱く語ってもらっちゃおうというコーナーです。
第9回目は中村ゆりが登場!!

★シビれる1本
『ブラザーズ・オブ・ザ・ヘッド』
キース・フルトン&ルイス・ペペ作品/2005年
出演:ハリー・トレッダウェイ、ルーク・トレッダウェイ ほか

1975年にイギリスでデビューした結合体双生児の兄弟ロック・バンド"ザ・バンバン"の栄光と悲劇の人生に迫ったドキュメンタリー、という設定の映画なんですけど、あんなに興奮した映画は久々でしたね。もともとジャニス・ジョップリンとかカート・コバーンとかブライアン・ジョーンズとか、"栄光と破滅"みたいなストーリーが大好きで、ジョニス・ジョップリンの伝記映画『ローズ』も面白くて大好きなんです。だってロックに生きる人間って面白いじゃないですか!

この映画はフィクションだけど、ドキュメンタリー・タッチで撮影されていて……。というか完璧にドキュメンタリーだと思って観ていたんです!"あぁ、こういう人たちがいたんだ~"って(笑)。映像もクールだし、映画の構成もトンがってるし、劇中の音楽も最高にカッコよかったし、観ているうちにバンドのファンになって、映画のパンフレットも買ったんです。あまりに興奮して、事務所でも「すごい映画だったよ!!」って報告したくらいで……。でも、その後、パンフレットを読んだらさらにビックリ!!「えっ、実話じゃないの!!」って! まんまと騙されてしまいました……。「今、観た映画は何だったの?」って興奮しちゃう映画ってなかなかないし、この映画は本当に面白かったです。

映画はなんでも好きで、ベタな『アイ・アム・サム』で泣いたりするし、重めの映画を観てなかなか寝つけないときは『プリティ・ウーマン』を観て寝るんですよ(笑)。この映画は100回以上観ていますね(笑)。観ていなくてもつけて寝るだけで"ハッピー"な気分になれるんです(笑)。

中村ゆり
1982年3月15日生まれ。大阪府出身。主な映画出演作に『偶然にも最悪な少年』(2003)『さくらん』(2007)など多数。公開待機作の『天国からのラブレター』(山口円監督)では主役を演じる。今後の活躍が楽しみな若手女優のひとり。

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