年齢・性別・国籍など一切関係ない、すべてをターゲットにした存在になれたらいいなと思っています。
Q.まず10周年についてうかがいます。10年前と今、変わったと思うこと、変わっていないと思うことはありますか?
A. 僕個人としてはそれほど変わったところはないと思うんです。でも、ダウンロードとか配信とか、取り巻く音楽環境が刻々と変化しているので、それに対応して変わらざるを得ない部分は常にあるんじゃないのかな。
Q.西川さん自身のことで言えば、体型とか全然変わっていないですよね?
A. あぁ、そうですね。体重もほとんど変わっていないし。ベスト盤に付いているブックレット用に昔のアーティスト写真とか全部集めてもらって見直したんですよ。そうしたら、昔の方が結構老けてて、自分でも見てびっくりしました。
Q.年々若くなってるんでしょうか?
A. と言うか、昔より自然体なんだと思う。当時は初めて体験することばかりで気負いもあっただろうし。今は何をやるにしても意義があると捉えてやれるようになっているので、それが表情に表れているんだと思います。でも、この年であまり若くみられてもね、何かとナメられちゃうんであれですけれど(笑)。

Q.10年続けて来た今考える、T.M.Revolutionの存在意義みたいなものは?
A. こういう言い方は少し変かもしれないけれども"必要悪"的なものかな? 基本的に誰でも、みんなに喜ばれたいと思う自我や欲があって、その部分だけを抽出して純粋培養したのがT.M.Revolutionだと思っているんです。そういった意味では今後も研ぎ澄まして、もっと純粋にエンタテインメントとして、より多くの人に楽しんでもらいたいと思っているし。将来的には、年齢・性別・国籍など一切関係のない、すべてをターゲットにした存在になれたらいいなと思っています。
Q. 次にライブについてのお話です。3月にスタートした全国ツアーが、8月の日本武道館と大阪城ホールでファイナル。そして、【a-nation'06 powered by ウイダーinゼリー】では、福岡や東京など4会場に出演しますね。
A. 全国ツアーはオリジナル・アルバムを引っ提げてのものとはひと味違うものになりまして、懐古的な意味でなく、古い楽曲も新鮮な形で聴いて欲しかったので。そういう前向きなニュアンスも、ちゃんとお客さんに伝わったんじゃないかと思います。a-nationは今回で3年連続の出演となりますが、楽しみながらステージに立ちたいですね。
Q.また、西川さんの誕生日の9月19日に、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンでコラボレーション・イベントを開催しますね。
A. 僕は10周年でユニバーサル・スタジオ・ジャパンは5周年、お互いにちょうどいいタイミングだったし、派手にお祭りをやりましょうって。ピーターパンのネバーランドでのライブがあり、他のアトラクションに参加することもあったり? その日は、丸1日ユニバーサル・スタジオ・ジャパンとみんなで一緒に楽しみたいですね。
Q.最後にダウンロードとか配信に関してのお話もうかがいたいんですが。
A. 音源はCDを購入することが多いので、ダウンロード購入はあまりないんですけれども。でも面白いのは、こうやってT.M.Revolutionの楽曲をミュゥモさんで配信してもらったりとか、それこそレーベルの垣根を越えた活動ができる場だと思うんです。よりたくさんの人に楽曲を聴いてもらうには、間口がいっぱいあった方がいいと思うしね。

